災害対応

災害現場

土砂崩れ、山火事、河川の氾濫、高潮、地震、津波、火山活動、竜巻、地盤沈下、家屋火災、交通事故、海難事故等の被害者の捜索や救助助勢、被害状況の確認や調査、復旧計画のための撮影

被害状況の確認

災害現場の被害が甚大な場合、人が立ち入ることが困難なことも多々あります。しかし、空中を飛行するドローンであれば、人が立ち入れない場所へでも迅速にアプローチできますので、被害状況をすぐに確認することが可能です。

ドローンはすぐに利用できるうえ、高性能なカメラを搭載しているものもありますので、被害状況を迅速に把握することで対策方針の立案に役立てられます。

被災者の迅速な発見

災害時に現場でドローンを活用することで、被災者の状況を素早く把握できます。ドローンに搭載するカメラは通常の光学カメラ以外に、人の体温を検知できる赤外線カメラもありますので、逃げ遅れた被災者がいた場合でも早期発見につながる可能性が高いでしょう。

また、ドローンは小回りがきくため、人の目が届きにくい場所でも瞬時に確認ができる点もメリットです。

被災者の救助活動

火災が発生している現場でドローンを活用し、上空から消火剤の散布や、水害の現場で被災者に浮き輪を届けるなど、被災者の救助活動にも役立ちます。

こうした救助活動は、本来であればレスキュー隊員が実施します。しかし、火事や水害の現場での救助活動は大きな危険を伴うため、リスク軽減という面においてもドローンの活用には大きなメリットがあるといえるでしょう。

災害現場への物資輸送

災害によって陸路が遮断された状況や、ヘリコプターなどが着陸できない状況においても、ドローンを活用することで物資の運搬が可能です。

輸送用のドローンであれば5Kg~200Kgの積載量がありますので、多くの物資を素早く災害現場に届けられます。
特に輸血や薬が必要な被災者がいる場合は、ドローンが有効活用できるでしょう。

ハザードマップの作製

空中を飛行し災害現場を俯瞰できるドローンであれば、ハザードマップの作成も素早くおこなえます。写真や動画の撮影はもちろん、広範囲な3D測量も短時間で実施できますので、災害現場の地図を作成して救助や復興活動に役立てられます。